韓国の「妊娠事前健康管理支援事業」というものがあるのを知っていますか?
日本でいうブライダルチェックをほぼ無料で受けられる支援のことで、私は実際に今年受けてみて本当に良かったので、申請方法などをまとめたいと思います。
日韓夫婦の方で韓国に居住されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね🌈
「妊娠事前健康管理支援事業」とは

「妊娠事前健康管理支援事業」とは、妊娠や出産の妨げになる可能性がある健康リスク要因を早期に発見できる機会を提供してくれるサービス。
簡単に言うと、妊娠能力を測定できる検査(日本でいうブライダルチェック)をほぼ無料で受けられます!
外国人も対象なのかは分かりませんが、2025年からは結婚していない未婚の方でも支援を受けられるそうです!さすが韓国の少子化対策ほんとうにすごいです…!
女性の場合は、超音波検査とAMH検査の2つを国がサポートしてくれます。
- 女性:卵巣機能検査(AMH)、婦人科超音波(卵巣、子宮など)
- 男性:精液検査(精子精密形態検査を含む)
女性の場合は最大13万ウォンまで、男性の場合は最大5万ウォンまで、検査でかかった費用を受け取れます。
検査は以下のように、最大3回まで受けることができます。
- 1周期:29歳以下
- 2周期:30~34歳
- 3周期:35~49歳
29歳で支援を受けて検査した場合、30~34歳のあいだにもう一度検査を受けられるということですね✨
「妊娠事前健康管理支援事業」の申請方法
「妊娠事前健康管理支援事業」の申請方法を簡単に紹介します。

国のサイト:e보건소
민원사비스>의료비 지원>임산 사전검관리지원 の順にクリックして必要事項を入力して申請します。
家の近くで検査が受けられる産婦人科があるかどうかも、一緒にチェックしてみてください。
私の場合ネットで申し込みをしてから、受付完了のメッセージが届くまで4日ほどかかりました!
医療費支援申請が完了したら、3ヶ月以内に病院を予約して検査を受ける必要があります。もし3ヶ月経過してしまったら、再度申請が必要です。
妊娠事前検査当日の持ち物など
受付完了のメッセージを受け取ってから、1ヶ月後に産婦人科に電話をして、検査を受けに行ってきました🌟
夫と一緒に受けられる病院が近くに無かったため、わたし達の場合は別々で病院を予約して検査を受けました。

夫婦一緒に受けられる病院が近くにあればそっちの方が安心だと思うので、確認してみてください。
外国人登録証、検査依頼書「검사의뢰서」は病院で提示する必要があるので、忘れないようにします。
PDFに保存してスマホですぐ確認できる状態にするか、プリントすれば大丈夫です!
まずは先生の問診からはじまって、超音波検査と血液検査を行いました。
この時に気になる症状があったので、一緒に見てもらって塗り薬も処方してもらいました💊
妊娠事前検査の後にすること
病院からもらえる以下の資料の提出は一ヶ月以内に行わないといけません!
- 領収書(진료비 영수증)
- 診療費詳細内訳書(진료비 세부내약)
上記の資料に追加で、통장사본(銀行通帳)もアップロードします。
先延ばしせずに検査を受けたら当日に「e보건서」サイト上で書類をアップロードして、検査費用を請求するのがおすすめです。
女性の場合は13万ウォンまで支援金がもらえるのですが、病院ごとに検査費用は異なります。
私が行った産婦人科は13万ウォンだったので、実質の負担額は0円でした。本当にありがたいです…。

大きい病院に行くと15万ウォンなど費用が異なるようです。
以下のスケジュールで数日以内にすぐ入金されました。何ヶ月か待つのかな…?と思ったので、そのスピードの速さにびっくりです!
2025/3/30:検査費用申請
2025/4/4:13万ウォン入金を確認

まとめ:妊娠事前検査は絶対受けるべき!
以上、韓国の国が支援してくれる「妊娠事前健康管理支援事業」についてまとめました✨
妊娠できる可能性や自分の身体の状態を詳しく知れる機会は今までなかったので、今回受けてみて本当によかったです。
妊娠を希望していない方でも、子宮超音波検査が無料で受けられるのは有難いと思うで、ぜひ検討してみてくださいね。